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───受験に失敗した事も……

　　 ／￣￣＼
　／　　 _ノ　　＼
　|　　─（⌒）（⌒）
　|　　　　 （__人__）　　　やる夫。お前の努力は、父さんも母さんも分かってる。
　|　　　　　｀ ⌒´ﾉ
　|　　　　　　 　 }　　　　社会に出れば、結果が全てだ。
　ヽ　　　　　 　 }
　　ヽ　　　　　ノ　　　　 だが、今は胸を張っていいんだぞ。
　　　/　　　 く
　　　|　父　　＼ 　　　　努力する事ができた、それは立派な経験となるんだ。
　 　 |　　　　|ヽ、二⌒)



　　　　　,. -‐―――‐-､
　　　　γ::::::::::::::::母::::::::::::ヽ
　　　/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
　 γ:::::::::人::::人::人::::人::::::::ヽ
　 （:::::::::／　 _ノ 　ヽ､_　 ＼:::::::）　　　あの子がかわいそうでかわいそうで……
　 ＼:／ oﾟ(（●）) (（●）)ﾟo ＼ﾉ
　　　|　　　　 （__人__）'　　　　|　　　　あんなに頑張ったのに……
　　　＼　　 　　｀⌒´ 　 　 ／

───大好きだったあの娘に振られた事も……

　 　 　 　 　 　 　 ,. -－-‐ - ､
　　　　　　　,._ィ^′ 　 　 ｀ :.　 ヽ
　　　　 　 　 ｒ,-ｧー- ､　　　i　　 ト､
　　　　　　 λ　| ヽ　/｀` ヽ ﾞ'´　 l. /
　　 　 　 　 Kトｲ　∨､_　 　 !　　 ,!{
　　　　　　 　 ｌ i|!　 lﾞ:､　、 / ,ノ,.'　|　　　　ごめん。
　　　　　　　　Y|.l 　 l､__,..､_,..イ　: i{
　 　 　 　 　 　 ! :! 　 lアﾞ¨¨ﾞ〈｜ : !l　　　　 どうしても、友達にしかみえなくて……
　　　　　　　　 l　,}. 　 l　　 　 `|　::!.l
　　 　 　 　 　 ｌ .ハ. 　 l　　　　ｌ!　l{ .!　　　　やる夫と付き合うって事、想像できないよ。
　　　　　　　　l　|　l　　 l.　　　 !l　 l　l
.　　　　　　　 ,! ;ｉ　 l　　 l三三ヨ!　 l　l
　　　　　　　 ｉ|. ! 　 l　　 |　　 {　l.　 l　i
　　　　 　 　 i.|:j　　 ｌ　,! |　 　 l.　!　.|i｜
　 　 　 　 　 l {,!　　 l　!|.l<大>┘ l:　!l |

───何年か経てばいい思い出に成り代わるし、

　　　　　　　　　　　　　　　　　　あの頃に戻りたい、とすら思えるようになるお。


.

　　　　　　　＿＿＿
　　　　　／　　 ヽ､_ ＼
　　　 ／（● ） （● ）　＼　　　　　思い出すだけで吐き気がするくらい頑張ったし、
　　／:::⌒（__人__）⌒:::::　＼
　　| 　ｌ^l^lｎー'´　　　　　　 |　　　 辛い事は辛かったけど……
　　＼ヽ 　 L　　　　　　　 ／
　　　　 ゝ 　ﾉ　　　　　　　　　　　　あそこまで頑張れたってのも、いい思い出だお。
　　　／ 　 /



　 　 　 　 ＿＿＿
　 　 　 ／　　 　 　＼
　　　／　　 　 　 　 　＼　　　　　　いまの大学、すっごく楽しいんだお！
　 ／ 　　⌒　　　⌒　　 ＼
　 |　 /// （__人__） /// 　 |　　　　教授も仲間も、最高だお！
. (⌒) 　　　 　　 　 　 　 (⌒)
./　i＼ 　 　 　 　 　　　／i　ヽ　　　ここに入ってよかったお！

　 　 　　　＿＿＿_
　 　　　／　　 　 　＼
　　　／　⌒　 　 ⌒　＼　　　　かがみ！結婚おめでとうだお！
　 ／ 　　'´｀ﾞ 　 '´｀ﾞ　　＼
　 |　 　 　 （__人__）　　　　|　　 絶対幸せになるお？
　 ＼　　 　 |r┬-| 　 　 ／
　　　　　　　`ー'´



　　　 　　　　　＿＿＿_
　　　　　　　／⌒　　⌒＼
　 　　　　／（ ●） 　（●）＼
　　　　／ ::::⌒（__人__）⌒:::: ＼　　　負け惜しみ？冗談じゃないお！
　　　　|　　　　　|r┬-|　　　　　|
　　　　＼ 　　 　 `ー'´ 　 　 ／　　　本当に、心からそう思えるんだお。
　　　　　 >　　　　　　　　　<
　　　　　（　|　　　　　　　 / ）　　　　大体、後ろ向きに生きてたってしょうがないお！
　　　　　　`|　　　　　　　/'
　 　 　 　 　|　　　ｒ　　/
　　　　　　　ヽ　　ヽ／
　　　　　　　　>__ノ;:::......

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　●

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　●

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　●

　　　　　　　　　　 　 　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　　 　 ／ 　 　 　 ＼
　　　　　　　　　　 ／　 ⌒ 　 ⌒　 ＼　　　　　　はーいしゅにんー
　　　　　　　 　 ／　　（○）　（○）　　＼
　 　 　 　 　 　 l　 　 ⌒（__人__）⌒　 　 ｌ　　　　おっはよー
　　　　　　　 　 ＼　　 　 ｀⌒´　　 　 ／
　　　　　　　 　 ／　　　 　 　 　 　 　 ＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　.＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　　　／　ノ　　.＼
　　　　　　 　　　　　　　　　／　　(●)　ヽ、ヽ
　　　　 　　　　　　　　　　/　　 （⌒　　(●)/　　　　　　おっはよー、やるおー、できるおー。
　　　 　　　　　　　　　　 /　　 　（￣ヽ__)／∩m
.　　　　　　　　　　　/⌒ヽ(ふ.　 ﾉ ｙノ／　（　 ノ　　　　さー、ここでくいずですよー
　　　　　　　　　　　　`ｧー─⊇（_ノ´＼＿/ /
　　　　　　　　　 　 　/　　　　　 ／ヽ＿＿／　　　　　　けさは、かいしゃでむかえる
　　　　　　　　　　　/　　 　　　 /
　　　　 　 　 　 　 /　　　　　　/　　　　　　　　　　　　　なんかいめのあさでしょぉ～か！
　　　　　　　 　 ／　　　　　　⌒ヽ
　　　　　　___／　 ／￣￣｀)　　ﾉ
　　　　　(__r＿__ノ　　　　 (.＿＿つ



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　(⌒)　 　 　 _＿＿＿　　　＿＿＿_ 　　 　(⌒)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 | ヽ 　　／ ⌒ 　⌒＼／⌒　 ⌒ ＼　 　/ |
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|　ヽ／　（○ ）::（○ )|( ○）::（ ○） ＼/ 　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 | 　 'i 　:::::::（＿人_）::::|:::､__＿__,::::::::　 i 　 |
　　　　みっかめからさきは　　 　 　 　 |　　 |　　　　|r┬-| 　| 　|r┬-| 　　　| 　 |　　　　　かぞえてませーん！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゝ　　　 　　　`ー´　∧ 　`ー´　　　　 　ﾉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ 　　　　　　　(⌒) / 　',(⌒) 　　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　＼ `ｰ-" ／



ﾟ　|　・　＋o 　　　　　　　　　　 o。　|　　*｡ |
　＊o　ﾟ |+　| ・ﾟ 　 ／￣￣＼＋・　 o　 |*
　ｏ○+　|　　|ｉ 　／ ._ノ　　ヽ､＼ 　ﾟ|　o　○。
・＋ 　 　　･　l 　|　 （≡）（≡）　|・|＊ﾟ ＋ |
ﾟ　|i　 　 |　+　 　|::::: （__人__） ::::|　|!　.　　　|
o｡!　 　|!　ﾟo　 　|　　 |r┬-|　　.}　|.　* ﾟ |
　 ｡*ﾟ　 l・　　　　|　　 `ーlj´　　}　|o　 ﾟ。・ ﾟ　　　　　　だいせいかい！
　＊oﾟ　|! 　　　　ヽ　　　　　　 /　|＊|○・ |oﾟ
｡ | ・ 　　o,. ‐- ..＿ヽ､.,＿＿. /　 !| ・　＋ﾟ ||＊|　　　　さー、きょうもがんばりまっしょぉ～！
＊ ﾟ　　ｌ|　/　　　 、　　i　　}　　＼　　　o.＋ | ・
　|l　+ ﾟo　i　　　　 ` -､{!　/＿　　 ＼ 　○・ |oﾟ
　o○　| 　| ヽ.　　　　　ヾ´ 　　￣　　｀ヽ　　*。
・|　＋ ﾟ o } 　}　　　　　　　　　　　　 　　 ヽ　Ｏ。
　Ｏ。　| 　|　ﾘ、　　..:::　　　　　　　　..　　　l　。
　o＋　|!*｡| /　`ー::::　　　　　　　, ﾍ:::::..　 |　＊
　|・ 　 | ﾟ・ |/　　 /　 :::... ..　 　／:::/ | ::..... {　|
　　　　＿|＼∧∧∧ＭＭＭＭ∧∧∧／|＿
　　　　＞　　　　　　　　　　　　　　　　　　＜
　　/＼　　──┐| | ＼ 　 　 ヽ|　 |ヽ　 ム ヒ　|　|
　 /　　＼　　　 /　　　　　 ／　 |￣|￣　月 ヒ　|　|
　　　　　 ＼ _ノ　　　 ＿／ 　 / | ノ ＼ ﾉ Ｌ_い o o

───ただ今、大絶賛デスマーチ中！！！

　　　　　　　＿＿＿
　　　　　／(○)＾　ヽ＼　　　　　こんなひもいつか、
　　 　／ 　(＿　 （○） ＼
　 　/　　 　Y　ヾ__）⌒:::　 ヾ　　「なつかしいなー」なんて
　　 i　　 　 ヾ⌒ﾉ　　　　　ﾉ
　　　＼　　　ー　　　 　／　　　 いえるひがくるのかな～？あばばばば～～～

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　ｷﾖｽｹ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　第八十四首　詠み人：藤原清輔朝臣

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┏─────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ながらへば　またこのごろや　しのばれむ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｳ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　憂しと見し世ぞ　今は恋しき
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　─────┛

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,,'"""~~''''~"-,,,,,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　""'　　''~'""
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 |　　　　　　　　　　　　　　　　　　;:　ﾞ::´　""｀,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿|＿＿＿|＿＿＿　　　　　　　　　"　""'　'''''
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿|＿＿＿＿＿＿＿＿＿|｀i
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|￣￣i|￣￣i|￣￣i|￣￣i|￣￣i||:＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|￣￣i|￣￣i|￣￣i|￣￣i|￣￣i||:＼:l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|￣￣i|￣￣i|￣￣i|￣￣i|￣￣i||:＼:|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|￣￣i|￣￣i|￣￣i|￣￣i|￣￣i||:＼:|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|￣￣i|￣￣i|￣￣i|￣￣i|￣￣i||:＼:|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|￣￣i|￣￣i|￣￣i|￣￣i|￣￣i||:＼:|


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　もし生き長らえたならば、今の事も懐かしく感じるのだろうか。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　辛いと思っていた昔が、今となっては恋しいのだから。

　　　　　　　もし受験生がいたら、鵜呑みにしてはいけませんよ。

　　　　　　　アレンジしたり、飛んだ意訳したりしてますから。


.

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　やる夫倉百人一首

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／　　 　 　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　─　 　 ─　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／ 　 （●） 　（●） 　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |　 　 　 （__人__）　　 　 |　　二話。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ＼　 　　 ｀⌒´ 　　　,／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／　　　　　ー‐　　　　＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｵｵｴﾉﾁｻﾄ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　第二十三首　詠み人：大江千里

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┏─────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　月見れば　千々に物こそ　かなしけれ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　わが身一つの　秋にはあらねど
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　─────┛

　　　　　　　　　　　　　　　　　＿＿＿_
　　　　　　　　　　　　　　_,､ｒ'´:::‐､｀ヾ‐､｀丶、
　　　　　　　　　　　　 ／:::::l､:{⌒ヾヽ::ﾄ､:ヽ:::::ヽ
　　　　　　　　　　　 //!:::i:ｌ:!::ヾ､::::::ヾ::!｀ヽ:ヽ:::::ヽ
　　　　　　　　　　 〃:!:l::::l!:ﾄ､::::liヽ､:::ﾘ:!::i:::ヽ:ヽ::::i
　　　　　　　　　　 i:!::!i::i::::i::!:i:ヾ!:i::::!:､:::!:::l:i:!:ヽヽ:l:!
　　　　　　　　　　 ｌ!::!:!:iﾄ:::!:i:j/代トﾄ､ｌ:ﾊ::升ﾄ!:l::!:!lj
　　　　　　　　　　 ｌi::l::N{:ヾVﾍ｢￣｀　lﾊ ｿｒ‐ﾃﾊ!:l/
　　　　　　　　　　　!:l!:ﾄ､ｌ::l{｀　　 　 　 　 !　 j川/　　　　───超イケメン。
　　　　　　　　　　　ヾﾄ辷N!　　　　　　‐ノ　　!:l/
　　　　　　　　　 　 　 Yｌ:ﾄ､　 　 ヾ＝＝r　　ﾉ/　　　　　　　　　　超絶、頭脳明晰。
　　　　　　　　　　　　　iN　＼.　　｀ ニ′／}'
　　　　　　　　　　　 　 丨　　 丶、　　／　　　　　　　　　　　　　家庭も裕福。妹だっている。
　　　　　　　　　　 ノ￣´"''‐ 、 　 ｀¨´￤
　　　　　　　 ＿rく　　　　/癶V⌒!=|￣￣￣￣￣|　　　　　　　　なのに……
　　 ＿_,､=Ｔ下､｀`ヽ　　/‐''"_, -ヘ｜　　　　　　｜
　 /「￣´　 ヽヽ ＼　ヽ/ 　 ´　 _,,厶ﾍ　　　　 　 ∧=､､
　 |八 ＼　　 　 　＿_/　　　　　 ＿,）ヽ＿＿＿/ 　ヽ ``=､､
　∥　＼ !　Ｖ´￣:::::/　　　　　　_,ノk>､｀Ｔ!::::::":::＼＿　　 ∥

　　　　/::::i::::､:::ヽ､:::::＼:ヽ:＼::::::ヽ:::､::ヽ::､:',
　 　　/::i|::l::ﾄ､ヽ::､:::ヽ:､::::::＼::ヽ::::l::::ヽ::i:::i:::!
　　　/:/:!:::!:|::ヽ:＼ヽ::::､:＼::::ヽ:::ヽ!::::::i::|:::!::!
　　　!ﾊ::|::::i::l:|心､:ヽ::＼:ヽ_＼､＼:::ヽ:::|!::|:|i
　　　　i､:!:|:､N{､ﾋjヽゝ＼ヾｲ ﾋｊ　>､ヽi:､|!:|:l
　　　　　ヽ:!::ﾄヽ￣　l! `　　｀￣´　|::l::|:|j:,!:!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,. -─- .､,
　　　　　　ﾄ､::! u　　　　　　　　　ｊ |::/lj:::!ﾘ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,不:::く｀ヽ;::､:::｀丶
　　　　　　　 ヾ、　 丶 -　　　　u　ﾘｲ:|ﾘ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ハ:l::;;ヾ:ヽﾆヽ:ヽ::､ヾヽ
　　　　　　　　ﾘヽ　‐､ｰ- ､_　　 ／ｲ:::i　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,':::i:ﾄヾヽ::ヽ:ﾄヾ､ヽヽヾ`ヽ
　　　　　　 rｰ'"ﾄ:lﾞ､ 　￣ 　 .／　 , |::!　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l::i::|l::卞ﾑヽ:;ヾY.ｪYl::ﾄ::ヽ
　　　　　　/ ﾍ　ヾ　ヽ､ _,.　'　　 /　|:'　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　|::l::ﾄ;:::Kさ'く:::f ,｀　 ﾘヽヾ',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ';:';ヾﾄヽu　`r'- ､　　u|::ﾄ`､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヾヽﾍu　　|';二::!　　入',
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　`トｋ 　　ヽ､ｚｿ　./::| ヾ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿__._,r､　　 Y:j｀ ‐ ､　ｰ´／ ﾄｊ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／｀ヽ_j'､_ノ￣l!'´ヾ- ､＿｀_¨ 　 ｣､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　∧　,ﾉ　 Yヽ　　l　　ヽ　　 　 7ヽ~ﾍヽ.､
　　　　　　　ヽ:::_:::::::::::::::::!.ｉ/i:. :.:. ...:::::::t::　 ｉ:::::::::::　　　　　　　　/-'´｢　ヽ　ヽｊ＿. l　　　ﾄ､ 　/〃ﾊ　 | ヽ ｀ヾ ､_
　 　 　 　 　 　 ¨ '' ‐-li:l:ｉi:::.:..:;;: - ､::ヽ,ｉｉ:::::;::__:　　　　　　　　　r'´, イ ヽ､ ｀,__,ｨ､__)|　l　 ヾヽ∧'〃ﾉﾞヽl　 ヽ　 ヽj｀ヽ
:ヽ　 　 　 　 　 　 　 i::ll:li:i:.／;;. -- :＼jｉ::i´　　　　　　　　　　 / '´　 ﾄ､　 Yrイ　 ∧l　',　　ヽ 　Tﾍ', 　 l _..ノ 　　l j　',
ﾆﾆヽ　 　 　 　 　 ヽlli:l::i;ｒ´　;-=ﾆラ　:ヾ:ｉ:i::i　　　　　　　　　,′　 　.}､二ィ　}　/ 　 l　ヽ　 　',　|､､ﾍ.　| ＼　　／ }. ﾍ
,"''""'ヽ、　　　　　､i:lﾚｉｸ!:. ;;.　　, :.:.,.,..ヽii:ii:lil ,　　　　　　　　i 　　　　トz'_ノ,ｲ　　　　| 　 ',.　　', l､ヽﾍ　| 　 | 　　　 j/ l
:.　 ヽ　::.＼　 　 　 ,i:ll::i:.ﾍ '"'　　ｰﾉ;､;:ヽil:l:l:Vi,　　　　　　　　|　　　ノ ＼¨7/　　　　　l　　ﾄ､　 ヾ ､ヽ ',.l 　 lｰ- ／/　 |
ヽ ,ｒ /　..::...ヽ　 　 ,i:l:l＼礼|:lo,ｧヽ､ャoラi|ｌｉ/::レ　　　　　　　ゝ─'-- -r-`'　　　　　　ｌ　　',.ヽ　ヽ　ヽヽ!　 |￣　 /j 　 l
,ｒ/::/::/ |:::::i :l　　　ヽ:!ヽ:ヽｉ下i,:ｲiヽi::ﾚ/:::ｉ/i:ｉ::ｧ
ゝ,/ ,f :/:,ｒ ｉ､i 　 　 ＼ヽ:＼i::::iヽヽ::ｉ::/:ｨ:/／/
　 ｀ ｰヽ､_/ノ　　　　　ヾュ_:ヽi::iヽｉ:Viﾚ:,::::／´
　　　　　　 　 　 　 　 　 '''‐ﾆ≧::人ゝ=-‐

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,. -‐- 、
　 　 ﾐﾌ>､、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　/. :/:} : ﾊ
　　　　｀ヽ丶.　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{: :/|ｲA: :}
　　　　　/　 l　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　V､r┐ 〉ﾊ‐-: .､__
　　　　 /　　l　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／: /辷ｲ/. :〉:､: : :-‐ﾍ､__
　　 ,r-(二二ヽ、＿＿　　　　　　　　　　　　　　＿　 ＿ .. 　-‐　'"´. : /_:V{ト{: く: : :｀ト､: : : : :_＞ ､_
　　 ﾐy'く-､、｀L,＿＿ ヽ　　　　　　　　　　　　/三　 {: : : : : : : : : :_ .. -ﾍ: ヾV. :/. : : /: ﾊ｀ 丶 、 : : : /7￢ァ
　 　,.:<｀ヾｰミﾆヽ、 l,｀ヽ}　　　　　　　　　　　 ｀ア -┴…￢　"¨´　 　 　＼{: :/: : ／. : : }ﾍ、　 ｀ ー┴ﾍ　 三}
　　:,　,},t､ ｀ヽ.,＞='^ヽ、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　V_:／. : : : : : : ﾊ　　　　　　 ｀￣´
　　 ﾞ ﾞ ^ヽ>､　ヽ'"　　 丶､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 }､: : : : : : : : :i: :|
　　　　　 ,}　 　 l　　 ﾄ、　 ｀丶､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 {:｀:ー : : : : : }: :}
　　　　　/ /`ｰ-l　　 l~｀丶 ､　 ｀丶　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |: : : : : : : : :/_ノ
　　　　 / /　　　ヽ　 ヽ　　　｀`7　 l　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ト- ､:_:_: :イ´
　　　 ,ﾉy'′　　　ヽ　 ヽ　　　　l　 l　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | : : : : : : /
　　　《^ﾘ　　　　　 'i　　l　　　　l　 l　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 | : : : : : ∧
　　　　　　　　　　　l　　l　　　 l　 ｌ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　| : : : : /. : ＼
　　　　　　　　　　　l　　l　　　 l　 l　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　{ : : : 厶_: ー‐ｰ ､
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼: : : : :｀ヽ､: : ハ

　　 ／￣￣＼
　／　ノ　　ヽ /＼'ｰ､　　　　　　　,, ..,､
　|　 （ ●）（ /　　.＼` ､　　 .　／／ /
.　|　　（__人/　　 　　＼ヽ､,.／／　../
　 | 　　 ｀ /　　　　　　　｀`７７　 　/
.　 ヽ　　 /　　　　　 　 　 / /　　 /　　　　八神月ってのは、なんか羨ましいと思えないな。
　　 ヽ.. /　　　　　　ｆヽ、/ / , -,./
　　　/./　　　 　r-､ ヽ　∨,ノ　/　　　　　哀れというか憐れというか……
　　　|. ＼　　　〈＼.＼,〉　｀,　 ｆ
　 　 |　.　＼　　(ヽ ヽ ｀..　　　|
　 　 |　　 　.＼　＼　　　　 　ﾉ



　　　　　　　　　　　 ＿＿__
　　　　　　　　　：／　　　　＼：
　　　　　　　 ：／ _ノ　iiiii ＼. ＼
　　　　　 　／ 　（●） 　（●） 　＼
　　　　　 ： |　　　　（__人__）　　　 |：
　　　　 　　 ＼　　　｀ ⌒´　　　／　　　　　　うぅ～～、もう寒いお……
　　　　　　　 / ⌒　/⌒Y⌒ヽ ヽ
　　　　　 　：|　　＼|　　.i　　ｲ　|　　　　　　　お？やらない夫、何読んでるんだお？
　　　　 　 　|＼　／ 　 人 　.＼!
　　　　　 　 |　 ＼___／　 ＼__/：
　　 　 　 　 |　　　　　　　　/
　　 　 　 　 |　　　　 　 　 /

　　　 ／￣￣＼
　　／　　 _ノ　　＼
　　|　　　 （ ●）（●）
　　|　　　　 （__人__）　　　ん、ああ、デスノート借りたんでな。
　　|　　　　　　　　 ﾉ
　　|　　 　 ∩ノ ⊃ }　　　つか、やっぱお前でも今日は寒いか？
　 /ヽ　　 ／ ＿ノ }
　(　ヽ　 /　　/　ノ
　　ヽ　“　　/＿|　 |
　　　＼＿_/＿＿ /



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　　　＿＿＿_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　／　　　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／_ノ 　ヽ､_　　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／（●）三（●）)　　　.＼
　　　　　　　　　　　　あ？出会い頭に喧嘩売る気かお？　　　　　|　　 （__人__）　　　　　　|
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼　ヽ|r┬-|　/　　　／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／ 　 ｀ー'´　　　　　 ＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　´＿＿_
　　　　　　　　　　　　　　　　:／　　　u＼;　　　　　　＿＿＿＿
　　　　　　　　　　　　　　　;/　　　ノﾙ(＜)＼;　　 ／　;u　 ノ し ヾ
　　　　　　　　　　　　　　　;| 　（＞） 　＿)　 ＼;./　　　　　 ⌒　　＼
　　　　　　　　　　　　　　　;|:::　⌒（__ノｪｿ　　　/ 　　　 　 　 　　 　　ヽ　　　デブだって秋になりゃ寒いお！
ぐぇぇ！　　　　　　　　　　.;＼　u　´　　 ソ　/　　　　　 　　＾　　　　 │
　　　　　　　　　　　　　　　　｀ ;＼　　 　　, 　|　　　　 　　　　　　　 　│　　 少し体脂肪率が低いからって調子にのんなお！
穿った見方しすぎだろ！　　,ヾ ＼_　ｎ^^- ＼　　　　 　 　 　 , ＿／
　　　　　　　　　　　　　　　　;/　∠＿;i　￣丶／￣　　　　　　　 ＼　　　　　秋はオメーだけに来るわけじゃないお！
　　　　　　　　　　　　　　　　;（　　　　⌒）　 ´　　 ノ　 　　　　　　　＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｵｵｴﾉﾁｻﾄ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　第二十三首　詠み人：大江千里

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┏─────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　月見れば　千々に物こそ　かなしけれ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　わが身一つの　秋にはあらねど
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　─────┛

　　 ....::::::::.. .. . ...　.::::..　.　.　.::　　:　:..　.　.....　..　　　　　　　　　　　　　　　　　　.;〃
　　　　　　　　　　　　　. .. 　　　　.　...　　　　..::　　　. .. .　.. .　　　　　　　　　　〃ヽ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　..::　　　. .. .　.. .
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　、
　　　　　　　　　　　　　ヾ,,　　　　. .. 　　　　.　...　　　　..::　　　. .. .　.. .　　　　　　　　　　　　　　..::　　　. .. .　.. .
　　　　　　　　　　　　 ／ヾ
　　　　. .. 　　　　.　...　　　　..::　　　. .. .　.. .　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　..::　　　. .. .　.. .
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／＾l
｀ﾞ''ｰ-､_　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／ｏ　 ヽ､／＾l　 　.　.　.::　:　:..　.　　　　...　:::　:::..　...
ﾞ｀,:｀:,｀,:｀''､,,_　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　l　''　　　ｏ 　:::|
:::.';:';:':;ﾞﾞﾞﾞ''''.｀,:'''‐- ､ ,,,__　　　　　　　　　　　　　　　ヽ 丶 　 '''　.:::l
'' ;~'',;''ﾟ ;~'',;'　　',;;~,;''ﾟ ;~｀ﾞ''......、　　　　　　　　　　 　l　　 　 　;;:ノ､
｀:､　ﾞ''､,,　ヽﾚ'｀`'.､ﾚ',ｨ!.ゞヾゞ::;.:..　　　　　　 　　　 　l　 　　ｒ'⌒)⌒ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　.　.::::::...　;;;'',;'',;'',;'',;'',;:::::...;.::::::.
":;;;wﾘﾞW゛jﾘ wj从.ﾘj　　从 M .M.:::.';:'';:;': ....,　　　　　l　　　::;il　ヽ::ﾆﾘ　　　　　　　　　　　....:::::::....:::　.　 ::;.:".:;.:'"ﾞ:.:ﾞ,:;、,"'.:.:;,,:;.:;;;;;;
　从　wwﾘﾞW゛jﾘwj从ﾘj"Wﾞﾘw;yﾉ.w.:::.';:';:':;'::;';:;': :. 　| 　　　::{|　　}廴》　　　　........　.　 .::;.:".:;.:'"ﾞ:.:ﾞ,:;、,"'.:.:;,`:;,':,:;.,:;.:. ;;.::;.:".:;.:'"ﾞ:.:ﾞ,:;


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　月を見ると、色々な事が思い浮かんで、物悲しくなる。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　私のためだけに訪れる秋ではないのだけれど。

　　　　　　　助動詞のもつ意味とか、歌の背景にある情勢とかが大事ですね。

　　　　　　　あまりに意訳しすぎると、試験では撥ねられますからね。


.

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　やる夫倉百人一首

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／　　 　 　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　─　 　 ─　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／ 　 （●） 　（●） 　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |　 　 　 （__人__）　　 　 |　　三話。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ＼　 　　 ｀⌒´ 　　　,／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／　　　　　ー‐　　　　＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　第三十八首　詠み人：右近

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┏─────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　忘らるる　身をば思はず　誓ひてし

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　人の命の　惜しくもあるかな
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　─────┛

＿＿―＿＿＿＿＿￣￣￣￣‐―￣￣―‐――　＿＿＿￣￣―――　　＿＿＿――￣￣＿＿＿￣―＝＝
――￣￣＿＿＿￣―＝＝＝━＿＿＿￣―　　――――　　　　＝＝　￣――￣￣＿＿＿￣―＝＝＝━
＿＿―＿＿＿＿＿￣￣￣￣‐―　　　――――　　　　＝＝　￣￣￣ 　――＿――￣＿＿＿￣―
　　　　　　　　　　　-─ ､　 ,　-──- ､
　　　　　　　　　　 , - ─｀＜::::::::::::::::::::::::ヽ
　　　　　　　　 ／::::::::::::::::::::ヾ::::::::::::::::::::::::::｀- ､
　　　　　 　　/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　 　 　 　 /:.:.:.:.:.::::::::::::::::i:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
　　　　　　/: : : : : : ::::i: ::::ﾊ:: :::::::: : :::ﾄ:::::::: : i: : :::::::::::ヽ
　　 　 　 /: : /: /: ::::::|::::/　V::ﾄ::::::: :::| ＼::: :V: : :::::::::::|
　　 　 　 |: :/: /: :/:::::|∠─ V| ヾ:::::::|￣ V:::::i:::::::::::::::::}
　　　　　 ﾚ.|:.::::|:::i:::::/:/　　.､ﾊi　＼:::ﾚｨ--V::ﾄ::::::::::::::::ヽ
　　　 　 　 .|::::::|:::l::/|::ﾚｲ飛ゝ　　　ヾ| 'ｊ及ｧVﾊ::::::::::::::::ﾊ
　　 　 　 　 |::::::|:::K .V 辻 tｊ}　　　　　 弋 ｿ ' ﾊ::::::::::::ﾄ;;ゝ
　　　　　　　|::::∧:r-､　ゞ- '´　　　　　　 ￣　i .ﾋ V:ﾊ::::i::＞
　　　　　　　|::/　|:|ﾚヽ　　　　　　i 　　　　　　レｲ/'ﾘ::::::＞　　　　　神に誓っていい。俺には、言葉しかいない。
　　　　　　　ヾ.　 | ヽ∧　　　　　＿　　　　　r‐ム::ﾊ／
　　　　　　　　　　V:::/ ヽ､　　　　　　　　 ／'´
　　　　　　　　　　 ヾi　 　}＞　　　　　, イ　　　　　　　　　　　　　　ただ、たくさんの誹謗中傷の原因が、
　　　　　　　　　　　　　　　 　| ｀ - ´_ -┴┐
　　　　　　　　　　　　　　　r‐'V/￣　　　　/::＼　　　　　　　　　　　俺自身にあることもよく分かってる。
　　　　　　　　　　　　　　 / /:::::入 　 　 ./::::::::::|""＼
　　　　　　　　　　　　／:/ /:::::::::::∧　　/::::::::::::|::::::::::::" - ､　　　　　すまない、言葉。
　　　　　　　　　　／/:::::|V∧::::::/　 ＼/::::::::::::::|::::::::::::::::::::::
　　　　　　　　 ／:::/:::::::|　 /:=:::i　 　 /::::::::::::::::|::::::::::::::::::::::　　　　　俺のせいで、君まで……
　　　　　　　 /:::::::::|::::::::|　/::/::::|　　 /:::::::::::::::::/::::/:::::::::::::::::
＿＿―＿＿＿＿＿￣￣￣￣‐―￣￣―‐――　＿＿＿￣￣―――　　＿＿＿――￣￣＿＿＿￣―＝＝
――￣￣＿＿＿￣―＝＝＝━＿＿＿￣―　　――――　　　　＝＝　￣――￣￣＿＿＿￣―＝＝＝━
＿＿―＿＿＿＿＿￣￣￣￣‐―　　　――――　　　　＝＝　￣￣￣ 　――＿――￣＿＿＿￣―



　　　　　　／: : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼
　　　　 ／: : : : : l: : l ﾄ､;ヽ:｀: : : :＼: : : :｀､
　　 　 /: : : : : : : |: : l l ｀ ゛l:l : :ヽ: : ヽ: : : ヽ
　 　 /:/: : : /:l : :ｲ: ::l l　　 l::l;:::::l::::ヽ;:::::::i::::i
　　　| l: l: : :l :l::/ |: /l l--- l:l 'l::::l:::l:l:l:::l::::l:::l
　　　| | :| : :l: l/　// l l　,___ ll +::;l:::l::l::::l::::l::::l
　　　| |: | l:::l V //　ﾚ　",l"弐x,_ l://::::l::::l::i::l　　　　　皆さん色々と心配してくださっているのは分かります。
　　　ﾞl: : :;:l::::l,y弐､　　　　 ｏ::::ﾘ///::::::l:::::l::i::l
.　　　 !､l ヽ;::l,ﾞ 'ｏ:::l　　　　v=" ｲ:: ::::::::l::::::l::i::l　　　　 でも、私はいいんです。私の事はどうでもいいんです。
　　　　　 ＼'l､ヽ゛''"　 　 　 〃　l :/:::::::l:::::::l:::::l
　　　　 　 　 |: :.､〃丶　 ,　　　 l::/::::::::l:::::::::';:::ヽ
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.:.:.:.:i.:.:i＼.:.:i 'i, ヾ:::::::::::ソ　　　　　　　　　　 {i::::::f~j　,/'./.:.:.:.:/i.:.:::/　 /'　　　　……えぇ、色々と誤解されているんです。
.:.:.:.::i.:.:i:.:｀i､;i, '　~'ー'''＾ﾞ＾　　　　　　　　　　 {::::::ｿ　.'´/.:.:.:／:/.:.:/　 '
.:.:.::.::i.:.:i:.:.:|　ヽ､...:::::::::::::...　　　　　　　　　　 ｀ー'ｭ .／.:／:i.::/.:.:ｲ　　　　　　　 本当に、イメージが先行しちゃって。
.:.:.::.:.:i.:.:i.:::ﾄ,　　　　　　　　　　　　　　　::.>　...::::::.''´"./:.:.:;i; /／..:|
.:.:.:.:.:.:i.:.:i.:.:iヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　:::::.../;;／ｨ´.::.:.:.:|　　　　　　　　私の事なんかより……
.:.:.:.:.::.:.:i.:i.:..:i.:｀i､　　　　　　　　　'ー -　　　　　　,.イ.:.::.:.:/.:.:.:.:.:.:|
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ミミﾐﾐﾐミミミi　　　　　　　ヽ ヾミツ'''　ﾍ彡ヽ　ﾘ／　　　　　　　　　　　　ﾍ||: : : : : : : , :r ,=_'_‐_´_ ｀ '‐= JL: : : : : : : : ヽ
ﾐﾐﾐ／￣ヾツ　　　　　ヽ　　ヽ　　　）　 |三ｷ´（(ﾐ､＿ノ　　　　　　　　　|: ||:||, - , = r´': /　,-, フ　｀ '_r‐>-､= -､: : : : : : }
ﾐﾐ/::::::::::　　　　　　　　　 ＼　i　 |　　　 |､　ヾヽ　　　　　　　　　　　　 ﾍ: >/竺ヽ}: : : r　//:|´　r‐'´／　　　ヽ: : ヽ: : : /
ﾐ/::::::: 　,ｧェ三ミミﾐｬ、　　ヽ .i　ｌ　/　ｒi》ミﾆﾐｬ､、　　　　　　　　　　　　ヽ{ !焦ﾝﾉ 二 }　ﾉﾆﾉ .ﾉ　 人　／_ノ　 ＼: :ﾍ:/
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ヽ:::::::::.　　　　｀ ｀‐-',‐｀ゝ、ﾞ'　/-‐'´)ミﾐﾐ=-｀´ヽ　　ヽ　　　　　　　　　　/:::::::::::, r ' ´ 　ﾍ　ノ　　　ヽ＿,,､ !､　　　/　　　　　　 ｀　､
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　|.:.:.:ヽ.: |.: :.:ヽ.:.:ｒケ:::::::`::i 　／ 　　　　i::::`.:i　'|.:.:.:.:.:.:ﾚ'
.λ.:.:.::ヽ.|.:.:.:.:.ヽ..ト .５:::::::::i　　　　　　　.５:::::|　/.:.:.:.:.:.:|
/ |.:.:.:i:.:.:ト.:、:.:.:.ﾄ.:i　'--''　　　　　　　　 '^-''　/|:.:.:.:.:.:.:|　　　　　　出るたびに言われて……
　i.:.:.:.ｉ.:..:|.:|.::.:.:’ト.:,_ヽ　　　　　　　　 j.　　　 ' ,'::.:.:.:.:.:.::|
　i.:.:.::i..:.:|.:|..:.:.:.:.:.:|、~'　　　　　　 ,, _　　　　　/.:.:.:.:.:.:.:.:|　　　　　　本当に命を落としてしまわないか、
.,'.:.:.::i.:..:.:|.:|:.:.:.:.:.:.:|丶、　　　　　　　　　 　／.:.i:.:.:.:.:.:.:.:|
i.:.:.:.:i.:.:.:.|.:.:|.:.:.:.:.::.:|. |　` ､　　　　　 　 ｒ.:´|.:i.:.:i.:.:.:.:.:.:.:.|　　　　　　それだけが心配で（残念で）ならないんです。
i:.:.:.:i.:.:.:.:|.:.:.:|.:.:.:.:.:.:| |　　　　` 　-ｨ.:´.:.:.:.:.:|.:i.:.:i.:.:.:.:.:.::.:|
i:.:.:.:i.:.:.:.::|.:.:..:|:.::.:.:.:.:||　　　　　　　ト、.:.:.:.:.:|.:i.:.:i.:.:.:.:.:.:.:|

|:i.:.:::i.::.::i.:.:.:.:::i.:..:.://.::/.:.::// /:/　　　　 .|.:.:i.:.:::i.:.:.:.:.::i.:.:.:.::
:i.:.:.:i.:.::.:i.:.:.::.:i:.::.// :/;ｒ´// ./;ﾍ,_ 　　 　 .|:.:ii.:.:.:i.:.:.:.:.::i.:.:.:.:
i::.:.i.:.:.:.:i.:.:.:.:::i:.://:./'´./'´ .//　　 `"=ｪ,,_.|:.ハ:.:i.:.:.::.::i.::i:::.:
i:.:.ﾊ:i:.:.:i.:.:.:.::i:.:i ﾚf　/　　 /´ 　　　　　　 .|;ﾅ‐ﾄ､i.:.::.:i.:.:i.:.::
i:.:.| |;i:.:.i.:.:.::::レ´i:|./ 　 ／ 　　　　　　　　i'　　|:.i.:.:.:.:i:.:.i:.:.:
｀i;| .|;i:.:.i:.:.:.:.:ﾄ;|　i　　　　　　　 　 _,,ｒー‐-､,,　.|:i:.:.:./:.:/:.:.::
　＼ヾi:.::ト:.:.:.{ヽ　_,.ｒ=､　　　　　 '´,ｒ=＝＝ｭ､ii.|:.:.:ｲ:./:.:.:.:
　　 ｀　}:.:i`､;:::{,｀,ｒ'"~ヾ. 　　　　　　　　　　　/ ﾘ|./:i:.i:.:.:.::.
　　　　|ヾヽ;ﾄ､kヽ､.::::::::.　　　　　　　　..::::::::...／.|:.:.i:.:i:.:.:.:.:
　　　　.|;i;｀ヽﾄ､:{　　　　 '､　　　　　　　　　　　./i:.i:./:.:.:.:.:.
　　　　 |.:.:.:.::i.::｀＼　　　　　ー‐　　　　　u　 /:i.:.:i/.:.:.:.:.::::　　　　……ま、大抵は逝ってしまうんですけれどね。
　　　　 .|.:.:.::.:i:.:.:.:i:.｀;. ､　　　　　　　　　　／|:.:/:.:i':/:.:.:.:::.:
　　　　　|.:.:.:.:.:i.:.:.:i.:.:::i.:.:｀i;...､　　　　_,　'´　 .|:/..://.::.:.:.:.:::
　　　　　.|.:.:.:.:.:i.:.:.:i.:.:.:i.:.:.:i.:.:.:.｀ T '´　　　　 .|':://.:.:.:.:.:.:.::.:

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　第三十八首　詠み人：右近

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┏─────
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　忘らるる　身をば思はず　誓ひてし

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　人の命の　惜しくもあるかな
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　─────┛

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 _
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ノ |_ 　 ll__l---||＿　　　　　　　Nice boat.
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　rj「ｌ＿_｀ー'　 ヽｌーｊ　 L---┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |―┴┴―｀ーｒュ-‐<￣.ィｊ .__ｊｌ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 |[][][][][][] i　""" _..,,ｒr=''´　l
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 l￣￣￣￣/7-‐'´　　　 　／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　f　 ｊL-、 ＿-‐'　　　　　 -‐´~~
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ |　￣　　＿ｊ＿ -‐'~´~~
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｀ー～´~~~~

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　忘れられるこの身の事は、何とも思わない。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　愛を神に誓ってくれたあの人の命が、

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　天罰で失われはしないかと心配でなりません。

　　　　　　　百人一首には、流麗な文字遊びや歌の背景が素晴らしいのであって、

　　　　　　　歌自体は何て事のない風景を歌っただけ、という句も多いですね。


.

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　やる夫倉百人一首

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／　　 　 　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　─　 　 ─　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／ 　 （●） 　（●） 　＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 |　 　 　 （__人__）　　 　 |　　　四話。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ＼　 　　 ｀⌒´ 　　　,／
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 ／　　　　　ー‐　　　　＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｲｾﾉﾀｲﾌ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　第六十一首　詠み人：伊勢大輔

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┏─────　　　　　　　　 ﾔﾍｻﾞｸﾗ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　いにしへの　奈良の都の　八重桜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｷｮｳ ｺｺﾉｴ　　ﾆﾎ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今日九重に　匂ひぬるかな
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　─────┛

───逝ってよし

　 ∧＿∧
　（　´∀｀）　　オマエモナー
　（　　　　）
　｜ ｜　|
　（＿_）＿）

今だ!2ｹﾞｯﾄｵｫｫｫｫ！！
￣￣￣￣￣∨￣￣￣　　　　　　　(´´
　　　　 ∧∧　　　）　　　　　　(´⌒(´
　　⊂（ﾟДﾟ⊂⌒｀つ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
　　　　　　 ￣￣　 (´⌒(´⌒;;
　　　　　　ｽﾞｻﾞｰｰｰｰｰｯ

⊂二二二（　＾ω＾）二⊃ﾌﾞｰﾝ

　　　　　　　　　　 　 　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　　 　 ／　　　 　 ＼
　　　　　　　　　　 ／　　 ⌒　　 ⌒＼
　　　　　　　 　 ／　　　（ ●）　（ ●）ヽ
　 　 　 　 　 　 l　 　 　 ⌒（__人__）⌒　|　　　今や、逝ってよし、なんて煽りも聞かなくなったし……
　　　　　　　 　 ＼　　　　　｀ ⌒´ 　 ／
　　　　　　　 　 ／　　　　 　 　 　 　 ヽ

　　　　　　　　　　 　 　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　　 　 ／ 　 　 　 ＼
　　　　　　　　　　 ／　 ⌒ 　 ⌒　 ＼
　　　　　　　 　 ／　　（●）　（●）　　＼
　 　 　 　 　 　 l　 　 ⌒（__人__）⌒　 　 ｌ　　　ぬるぽ
　　　　　　　 　 ＼　　 　 ｀⌒´　　 　 ／
　　　　　　　 　 ／　　　 　 　 　 　 　 ＼

　　　　　　　　　　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　／　　 　 　 ＼
　　　　　　　 ／　　　　　　 ― ヽ
　　　　　　／ 　 　　　　 　（ ●） '､
　　　　　　|　 　 　 　　　　　　 （__ﾉ_）　　　……一分待っても｢ｶﾞｯ」されないお。
　　　　　　＼　 　　 　　　　 　 ｀_⌒
　　　　　　／　　　　　　　　　　　＼　　　　まぁ当然だお。

　　　　　　　　　　 　 　 ＿＿＿_
　　　　　　　　　　 　 ／ 　 　 　 ＼
　　　　　　　　　　 ／　 ⌒ 　 ⌒　 ＼
　　　　　　　 　 ／　　（●）　（●）　　＼
　 　 　 　 　 　 l　 　 ⌒（__人__）⌒　 　 ｌ　　お？こんな静かなスレでレス、感謝だお。
　　　　　　　 　 ＼　　 　 ｀⌒´　　 　 ／
　　　　　　　 　 ／　　　 　 　 　 　 　 ＼

　〃///ヾ　　　 i　ll　　i !　l　　 i　　　l　|　 l　　ヽ 　ヽ
. i:|//i::i　 》　　/|　li　　!ﾒ　l　　 l　　　!　i　 |　　　', 　 ',
　〆i !:Ｌ〃　　i　', | !　 | l　ﾄ, 　 !　　/　 l 　!　i　　} 　　!
// / |:|'" i　　斗弋Ｔ､‐- ', | ヽ　!　 /i　/! /!　!　　l.　 } |
/　i　|:l　　',　 i弋ゝ‐-Ｙ=､丶｀ ',.|　/_.!ﾑ､/_l /　　/　 ﾊ !
.　 |　!:l 　 ∧. !　 ﾋ_q ）＿ヽ　　 ﾚ' 　ﾚ' 7　ﾒ　　.ｲ　/　l !
.　 l　|:|.　 　,ﾍﾍ 　 　 　 　 　 　 　 ,r‐‐tｧ/　／|　,/ 　 ﾚ
.　 l　l｣　　 i　 ヽゝ:::::::::::..　　　　　　ゞﾟノ/／ﾉ　|,ｲ
　　!　　　　ﾄ､　　　　　　　　　　 !　.:::::..´ソ" 　 l:｣　　　,-'´　　　───ヒロインだって、
　　i　　　　|. 丶　　　　　 ､_ ,､_ ´　 　 ／',　 ,　 　　／／
.　　',　　　 ﾄ､　 ゝ .　　　　 ‐/ ﾌ_,, ｨ ´　　!,〃 ,..-'´:∠＿
.　　 ',　　　|::::｀:‐-.､｀＞ . _ / /l´　ﾞ!i　　　lｲ/:::::::::::::-= 二､_
､_＿_ﾍ　　 !::::::;ｨ;=＝,‐､ ;_/ /　!　　!| 　 　|::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::ｆf《ﾍ　 i::≪::::::〃!,ｨ´｀‐-ヾ､l_／_il　 　 l､::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::ゞ》 ﾍ. ﾄ､::::ﾞ彳/ゞ/r‐---､i／´::::|　　/:::＼:::::::::::::::::::::::::::

　　　　　 　 ＼､
　　　　　　_＿_＞｀　ｰ---|`ｰ --　、
　　　　,ィ´ ｧ:.: : : : : : : :.:.:.:|: : : : : : : ＼
　　 ／　／ : /:.: /: :.,ｲ: :./|:.!: ＼: .: : : : :<⌒ヽ
　　　　/:/: :/: :./___/ !: / .|:.|l: .:__ヽ: :.＼:.:ヽ＼ ＼
　　　 /ｲ: :/: :./´:./｀ |/　 |:.||ヽ: :｀ヽ: : :.ヽ: :}　＼{
　　 　 /: :.': :.:i: :./　　|　　 Ⅵ　 ＼: :|: : : :.∨　／
　　 　': : { : : |:./　,_ 　　 　　　 _,　ヽ!:.:: :.|:.:|ィ´
　　　 |: :/|: : :|ｲ ィ＝ﾐ　　　　ィ＝ミ ｝ : : ﾄ､!:|
　　　 |;ｲ: ! :./`|　　　　　　　　　　　ﾑ : : |:/: |
　 　 　 |:|.:V:l`ri＾ixx　　､__,　　 xxrvｨﾍ : |: : :|　　　　───とっかえひっかえで、
　 　 　 |:|: : :l: :〉、`ｰ-､ .___ ,．-‐'　/:.:.:V: : : |
　 　 　 |:|: : :l:/　｀ｧ　　〉r‐┤　 r‐':.／}:!: : : :|
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　　　　　　　 ∨:::::..::..:.:|/,,-‐ヽ| ､_ヾ＼.{　　 彳::::., l　||./.:.:.:.:|=--ｔ--、
　 　 　 　 　 　∨:::.:.:::.||| |::::::::::　|｀ﾞ 　ヾ　 　l ::::　ﾌ //:.:.:/ /　　　＼ヾ￣
　　　　　　　　　∨:. ::.. | 弋 ::::⊂　　　　　　 `ｰ ´ ／l:: / /ﾞ　　　　　',ヾ
　　 　 　 　 r´￣￣￣￣｀''` = ',　　 　　､　　こつ　/::./ｌ/　　　　　　 ', }　　　　───お前は妹だお。
　　　　　　/.　 　 　 　 　 　 ＼｀> 　 ､__,､__,　 　 ／|::/　　　.:::::::　　　 } ｌ
　　　　　./　　　 .＿,,,,.. -‐''ヽ､｀>_　　　 　 　 イ　　l/　　 /:::::::::　　　 //￣
　　　／/　　　 / ` ＼|`‐‐/ ／V ￣二=ﾆ´ V　　／　　/　　　　　, .//
　 ／ ./　　　 ./､ヽ　 ,　＼｀"　　V　,=＝=, V 　 /.　ヽ/-- ‐‐ ¨ ´
　 l´l'/　 　　/　　 　.|::.　　＼　 　V　　　 .V 　 / 　　.|
　 | /　　　 /　　　　/::　　 　 ＼　 V　 　V　／ 　　　.ヽ
　　　　　　　　　　 /　　　　　　　丶 V　V／　　　　　　 ヽ

　＊o　ﾟ |+| 　 ｡*ﾟ 　＋ﾟ　} o　 |*　　o｡!　 　 |!
　o○+　|　∨　 　　| {r|! *l: 　　　 ＋　|!*l::j o　○。
・＋ 　 　　,-i|　o.＋ 　＿＿＿　 ｡*ﾟ}‐ ､ﾟ ＋ |
ﾟ　|i　　　| {r|! *l: 　／_ノ '　ヽ_＼　　　ﾉヾ}　　|
o｡!　 　 |!　* .ﾟ　／（≡）::::::（≡）＼ 　レ ﾉ　 ﾟ|
　 ｡*ﾟ　 l　・　／ /// （__人__） ///＼o　 ﾟ。・ ﾟ　　　　の○ねこも見かけなくなったし、
　＊oﾟ　| 　　|　　　　　|r┬-| 　 　 　| 　　＊|
｡ | ・ 　　o ﾟ l＼ 　 　　｀ ー'´ 　 　／*ﾟ・＋ﾟ ||　　　　　やる夫絶好調の時代だお！
　|o 　　|・ﾟ　,.‐- .ハ　　　　　　　ｲ　| * ﾟ　　 |
＊ ﾟ　　ｌ|　/　　　 、` ニ ´　ノ　 ﾉ　　　o.＋ | ・　　　　まさに栄枯盛衰、この世の春を謳歌中だお！
　|l　+ ﾟo　i　　　　 ` -､{!　/＿　　 ＼ 　○・ |oﾟ
　o○　| 　| ヽ.　　　　　ヾ´ 　　￣　　｀ヽ　　*。　　　　この世をば、我が世とぞ……
・|　＋ ﾟ o } 　}　　　　　　　　　　　　 　　 ヽ　Ｏ。
　Ｏ。　| 　|　ﾘ、　　..:::　　　　　　　　..　　　l　。
　o＋　|!*｡| /　`ー::::　　　　　　　, ﾍ:::::..　 |　＊
　|・ 　 | ﾟ・ |/　　 /　 :::... ..　 　／:::/ | ::..... {　|
　　　　|＿|＼∧∧∧ＭＭＭＭ∧∧∧／|＿|
　　　　＞
　　/＼　　──┐| | ＼ 　 　 ヽ|　 |ヽ　 ム ヒ　|　|
　 /　　＼　　　 /　　　　　 ／　 |￣|￣　月 ヒ　|　|
　　　　　 ＼ _ノ　　　 ＿／ 　 / | ノ ＼ ﾉ Ｌ_い o o



　　 ／￣￣＼
　／　　 _ノ　　＼　　　　　その歌違うし、
　|　　　 （ ●）（●）
.　|　　　　 （__人__）　　　　そんなよこしまな歌じゃないだろ。
　 |　　　　　｀ ⌒´ﾉ
.　 |　　　　　　 　 }　　ミ　　　　　　　　ﾋﾟｺｯ
.　 ヽ　　　　　 　 }　ミ　 ／＼　　,☆＿＿__
　　 ヽ　　　　　ノ　　　　＼　 ＼ ／　　 　　＼
　　　/　　　 く　　＼.　　／＼／　─　 　 ─　＼
　　　|　　　　　`ー一⌒)　 ／ 　 （●） 　（●）　 ＼　　　即興で綺麗すぎる、機転が利いた歌だお。
　 　 |　　　　i´￣￣￣ ＼ |　 　 　 （__人__）　　 　 |
　　　　　　　　　　　　　　　＼＿　　 ｀ ⌒´　 　　／
　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　 　　　　　　＼

　安価やって即興謎かけでもやればいいんだろうけど、

　　　　 　 　　＿＿＿　　　そんな技量はないんだお！
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(　_ ノ　　　|　　　　　　　 ｀ヽ´　　　　　 ＿　　　　　　　　　　　ｌ｀ ⌒´　　　　　|　　　知るか、逆ギレすんな。
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ｲｾﾉﾀｲﾌ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　第六十一首　詠み人：伊勢大輔

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　┏─────　　　　　　　　 ﾔﾍｻﾞｸﾗ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　いにしへの　奈良の都の　八重桜
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ｷｮｳ ｺｺﾉｴ　　ﾆﾎ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今日九重に　匂ひぬるかな
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　昔、奈良の都に咲き誇っていた八重桜。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今はこの宮中（平安京）で美しく咲いているよ。

　　　　　　　上の第四話なんかが特にそうですね。即興だそうですから、素晴らしい。

　　　　　　　そういう歌は、お話作りに苦労します。

　　　　　　　今回は、ここまでです。


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